foul 

長音符号で「ファール」とする人も多いようです(それが間違っていると言いたいわけではありません)が、私は「ファウル」と表記しています。『公認野球規則』も「ファウル」ですし、新聞も「ファウル」です。

サーチエンジンの検索結果は次のとおりです(07/06/29現在)。

Yahoo!
ファウル で検索した結果 約658,000件
ファール で検索した結果 約1,660,000件

MSN
ファウル 58,868 件
ファール 114,842 件

Google
ファウル の検索結果 約 652,000 件
ファール の検索結果 約 814,000 件

野球 ファウル の検索結果 約 231,000 件
野球 ファール の検索結果 約 288,000 件

ファウルボール の検索結果 約 25,600 件
ファールボール の検索結果 約 44,900 件

というわけで、Web上では「ファール」優勢です。ちなみに、「岩手の夜を元気にする!!」らしい月刊ローカル情報誌『Foul』には「ファウル」と振り仮名がふってあるようです。さすがにこの道は「フェア」ではないのかもしれません?(リンクしませんので勝手に検索してください)

「ファウル」の検索ついでに、面白い記事が見つかりました。06年9月23日(日本時間24日)のボルティモア・オリオールズ対ミネソタ・ツインズ戦で、9回に打席に立ったオリオールズのジェイ・ギボンズ選手の打ったファウルボールが、たまたま観戦に訪れていたギボンズ選手の妻ローラさんの胸部を直撃したのだそうです。見事にハートを射止めた?ことになるのでしょうか?

なお、06年都市対抗の九州第2代表決定戦の8回、三菱重工長崎の久米健が1打席に20本のファウルを打っています。相手投手の江波戸秀悟はなんと25球投げて、最後はサードフライにおさえています。
2007/06/30(土)| 外来語 | コメント(0)

主審/球審 

たとえば、サッカーの場合、副審(アシスタント・レフェリー)がオフサイドの旗を上げても、主審(レフェリー)が認めなければオフサイドにはなりません。最終決定者はあくまでも主審であって、副審は主審を補佐する立場にしかないのです。

野球の規則では各審判は基本的に同格であり、球審にだけ認められる権限は、打者に関する判定のほかにプレイと没収試合の宣告ぐらいです。2人の審判が異なるジャッジをした場合は、次のように定められています。

07年版『公認野球規則』
9.04(c) 1つのプレイに対して、2人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、球審は審判員を集めて協議し(監督、プレーヤーをまじえず、審判員だけで)、その結果、通常球審(または、このような場合には球審に代わって解決にあたるようにリーグ会長から選任された審判員)が、最適の位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの裁定をとるかを決定する。
 このようにして、決定された裁定は最終のものであり、初めから1つの裁定が下された場合と同様に、試合は続行されなければならない。


NPBの場合、「リーグ会長から選任された審判員」は「責任審判」と呼ばれています。球審の場合もありますが、塁審のときもあります。他競技で言う「主審」に相当するのはこの「責任審判」でしょう。

提訴のないアマチュア野球では、アマチュア野球内規によって「控え審判制度」が採用されています。NPBの「控え審判」はアクシデントで出場不能となった審判に代わって出場する予備審判ですが、アマチュア野球で言う「控え審判」は、担当審判員が規則適用の誤りを犯している場合には、対戦当事者のアピールを待つことなく、これを訂正する権限が与えられています。いわば「影の主審」といったところです。

というわけで、野球には「球審」がいるだけで、「主審」はいません。すくなくとも『公認野球規則』には「主審」は出てこないのです。
2007/06/27(水)| 野球用語 | コメント(0)

referee 

「レフェリーとアンパイア」というページをつくったとき、「レフェリー」にするか「レフリー」にするか迷いました。

Googleでは「レフェリー」で検索しても「レフリー」を拾いますが、Yahoo!やMSNは拾ってくれません。検索結果は次のとおりです(07/06/26現在)。

Yahoo!
 レフェリー 約686,000件
 レフリー 約779,000件
MSN
 レフェリー67,669 件
 レフリー71,708 件

若干「レフリー」のほうが優勢ですが、日本サッカー協会のWebサイトでサイト内検索をかけると、レフェリー93件に対してレフリーは1件だけです。なお、ラグビーのルールブックには「レフリー」と記載されています。

悩ましいところですが、綴りからして「ェ」があったほうがよかろうと判断して「セットポジション」では「レフェリー」で統一しています。新聞も「レフェリー」です。

ローマ字入力なら、「FE」か「FU」の違いでしかなく、「レフェリー」表記にしても手間は変わりません。
2007/06/26(火)| 外来語 | コメント(0)

play/player/play-off 

一般的には野球では「プレー」、「プレーヤー」、「プレーオフ」が使われることが多いはずですが、「セットポジション」では「プレイ」、「プレイヤー」、「プレイオフ」を用いています。

『公認野球規則』は2005年版まで「プレヤー」でしたが、06年版から「プレーヤー」に改められています。「プレイ」と「プレーヤー」の混在は美しくないかもしれません。

ちなみに、ソフトボールのルールブックでは「プレイ」「プレイヤー」です。そういえば「インターネットハーツ」も「プレイヤー」ですし、「プレステ」は「プレイステーション」の略です。GoogleとYahoo!では「プレイ」で検索しても「プレー」がヒットします(逆も真)。

MSNでは次のとおりです(検索結果はいずれも6/25現在)。

プレー 1,149,467 件
プレイ 3,714,973 件
プレーヤー 1,603,668 件
プレイヤー 1,205,421 件
プレーオフ 168,225 件
プレイオフ  34,061 件

「プレイ」が多いのは意外ですが、ゲーム系では「プレイ」のほうが一般的と思われます。「プレーヤー」が多いのはオーディオ〜、CD〜、MD〜などの影響でしょう。Googleでフレーズ検索してみました。

"オーディオプレーヤー" の検索結果 約 1,510,000 件
"オーディオプレイヤー" の検索結果 約 993,000 件

ゴルフの場合は「プレー」が多数派のようです。やはりGoogleでフレーズ検索してみました。

"プレー料金" の検索結果 約 521,000 件
"プレイ料金" の検索結果 約 231,000 件

私はもともと「プレー」派でしたが、野球には「投手プレート」「ホームプレート」という言葉もあります。「あのプレーとこのプレーは」と書きたいとき、学習機能が働いて「あのプレートこのプレーは」に変換されてしまったことがあったのです。

一発変換できるように、「プレイ」「プレイヤー」で表記するようになりました。もう15年以上前、ワープロ専用機を使っていた頃の話です。

その後も、play-offについては「プレーオフ」表記だったのですが、「プレイオフはこうしろ!」(「ポストシーズンゲームはこうしろ!」に改題)というページをつくったときに、「プレイ」「プレイヤー」と来たからにはやはり「プレイオフ」にすべきだろうという判断が働いて、サイト内で統一をはかりました。
2007/06/25(月)| 外来語 | コメント(0)

はじめに 

「セットポジション」には「外来語のカタカナ表記等について」というページがあります。いわば私だけの「用語・用字の手引き」であって、サイト内ではできるだけ表記を統一したいという思惑から始めたものでした。

量が増えるにつれて、次第に持て余してきて、そろそろ分割せねばと思いながら、はや数年が経過しようとしています。雑然としたこのページをブログとして独立させようと企みました。

実は、表記に関する項目は「セットポジション」の各ページに散らばっています。一度は「固有名詞表記の原則」のページに集約しましたが、まだ十分ではなく、1つのページに全部を集めることはできそうにありません。

このような次第で、「セットポジション」内の各ページから順次移し替えていきます。もちろん、まったく新たに加えるものもあります。

ここに示した表記規準の適用範囲は「セットポジション」と本ブログであり、「んだ」や「書庫・東雲」には及ぼすつもりはありません(わずかな例外が生じるだけですが…)。私はこうしていますというだけのことであって、これが「正しい」などと主張しているのではありませんので、念のため。

なお、本ブログでは、トラックバックは受け付けない設定にしてあります。コメントは事前承諾制です。記載内容と関係のないブログ管理者への連絡は、「セットポジション」の「メールのページ」からお願いします。

【07/07/28追記】
新しいコメントを頂戴しても、メールで連絡をもらうような設定にはしていません。毎日コメントの有無を確認するわけではありませんので、結果的には相当期間(2週間程度)放置してしまうことも考えられます。ご了承ください。

【07/10/17追記】
承認前のコメントは「このコメントは管理者の承認待ちです」と表示されます。コメントスパムは削除しませんので、承認しなかったものも同様に表示され(続け)ることになります。

【07/11/11追記】
サーチエンジンの検索結果については、とくに記載のない限り、投稿日にGoogleさんで検索したものです。10月までは、いちいちお断りしていましたが、面倒なので今後は省略します。フレーズ検索かどうかはダブルコーテーションマークの有無で判断してください。
2007/06/25(月)| 運営指針 | コメント(0)